空家問題の本当のはなし
今日は空家問題と資産価値についての記事です
もし貴方が購入した家や実家の回りに空家が増えていった場合の影響をご説明させて頂きます
空家が及ぼす資産価値

まずは空家が増えるとどうななるのか、これは皆様なんとなくわかりやすいと思います
当然自分が買った家や実家の周りで空き家が増えていけば売却物件が増えていくことになります
どのタイミングで増えていくかはケースバイケースですが相続などのタイミングで売却を検討される方は多いです
特に今は相続税を支払う方が以前よりも増えてしまった為に、住んでいない実家を売却して相続税の支払いに支払いをされる方も多いと思います
そして売却物件が増えれば増えるほど資産価値は下がりやすい傾向にあります
都心部など人気のあるエリアで売却物件が増えてもそんなに相場の下落は考えられませんが、少しローカルなところで売却物件が増えてしまうと相場が下がりやすくなってしまいます
そして中には先ほど説明した相続税の支払いの為に売り急ぐ方もいらっしゃいます
そういった場合は相場よりも安く売却される為により一層そのエリアの相場が下がってしまうことになります
また売却物件が多いエリアと言うのは購入者からしてみると人気のないエリアと言う評価をする方もいらっしゃいます
いくら自分が気に入ったエリアでも周りの評価が低いと感じると購入を避ける方もいらっしゃいます
今回はすごく簡単な話で、拍子抜けされた方も多いと思います
需要と供給のバランスですので、当然供給数が増えれば価格が下がりやすくなります
そして売却物件が多く出るエリアは当然理由があります
今後その不動産を所有していてもメリットがないから売却されるケースが多いと思います
例えば親御様が残された土地が2か所あります
一つは駅にも近く坪単価も高い土地・もう一つは駅からも遠く治安の悪い土地
どちらかを売却される場合は治安の悪い土地を売却されます
空家が多いエリア・売却物件が多いエリアの不動産購入は慎重に
今回は空家が及ぼす影響の中では比較的に分かりやすい、ある意味当たり前の話でした。次回はもっと深い内容について説明します