前回からの続き
一向に引き渡し日が決まらないので、ポンコツ営業マンの会社に尋ねたら驚くべき事が判明しました
なんとフラット35に必要な適合証明書が取得できなかったと言う事をお客様はおろか、上司にも伝えていませんでした
ここで諸々のことがばれてしまい、関係者を含めた話し合いを持つことになりました
ポンコツ営業マン・全てがばれてしまった

私が事態を把握した時には、すでにローン特約の期日が過ぎていました
ここで通常の契約であれば買主さんが支払った手付金に違約金を加算して売主さんに支払うことになります
私の立場からすれば、売主さんに事情説明をして違約解除の手続きを取るだけです
しかし、ポンコツ営業マンに振り回された買主さんにも気の毒なお話です
ここで仮に違約解除になった場合は買主さんと先方の不動産会社との間で大きな諍いとなり損害賠償の対象にもなるかと思います
そこでまずは売主さんの耳に入れる前に、先方の不動産会社の事務所にて営業マンとその上司にあたる方と話し合いを持ちました
この時点で買主さんの耳に入っているのは、今のままでは適合証明書が取得できない・そしてローンがもし通らなければ違約解除になる可能性があると言う事です
そして適合証明書を取得するには、一旦購入予定の家を改築して、再度検査を行う必要があると言うことです。(当然莫大な費用が必要となります)
この話し合いの時点で担当していたポンコツ営業マンは何も話すこともできず、ただただ下を見ていました
ここからは、私とその上司の方と、どのように問題を解決していくかを話し合いを行いました
ここで大事な事は、買主さんに対して一切のごまかしやこちら側の都合での弁明をしないことです
そして私も共同仲介と言う立場から買主さんへの事情説明に同行しました
当然ですが、買主さんは烈火のごとく怒っていました
次回へ続く