本日も空家問題について説明させていただきます
前回までは空家が増えることによるパートや交通機関の問題でした
今回は空家が増え続けることによる行政へ影響です
空家問題が引き起こす行政への影響

空家問題がなぜ行政に影響するのかと言うとちょっとピンとこない方も多いかと思います
しかし、これもすごく単純な話なのですぐ理解されると思います
空家が増えると言う事はその地域で人口が減っていくということです。すると当然税収は減っていくことになります
それでは税収が減っていくと、どういった事になっていくと言うと行政のサービスが受け難くなります
行政のサービスといっても色々な事がありますが私が一番懸念するのは道路やライフラインの整備です
これは極端な言い方にはなりますが、例えば1本の道には通常両サイドに家があります。しかしこの道路に面した家が空家だらけだった場合その道路の維持メンテナンスは残された数件の家の税金によって賄われることになります(厳密にはそーゆー分け方はされませんが)

道路のメンテナンス以外にも下水の整備や清掃など様々なことが税金によってまかなわれています
しかし空き家が増えているエリアでは当然税収がどんどん減っていきますので住んでらっしゃる方に満足のいく行政サービスというのができなくなってしまいます
これは災害が起きた場合の備蓄等にも影響されることになります
このように空家問題と言うのは、景観や庭木の越境等の問題以外に様々なことが起こってしまう社会問題です
社会問題ですので当然個々の力ではどうしようもない問題です。今後は抜本的な解決方法をみんなで探していかないと人口が減り世帯数も減っている日本ではより深刻な問題となってきます
当然私1人の力では及ばない問題なのですが何かいい方法がないかと日々考えております
何か良いアイデアが浮かんだ場合は真っ先にこのブログで報告させていただきます