不動産の豆知識

お家の耐震等級についてほんとの話

今日も建物の耐震等級についてご説明をさせていただきます

私のところで土地の購入をしていただいたお客様からよくご相談されます
どこのハウスメーカーと契約したら良いと思いますか、これについては明確な答えは当然ありません。建物のテイストや営業マンとの相性もちろん予算との問題も出てくると思います

その中で地震に強い家はどこのハウスメーカーですかと質問されることもあります。そんな地震に強い家について私なりの意見を述べさせていただきます

耐震等級について

house -under-construction

前回のブログでも説明しましたが現在は品確法により耐震等級が定められています
住宅展示場などにモデルハウスがあるハウスメーカーはほとんど耐震等級は3だと思います

つまり木造の家も鉄骨の家も耐震に対しての丈夫さは一緒と言うことになります。後は建てたい建物の特徴で変わってくると思います。

例えばものすごく広いリビングを作りたい場合、木造の家ではその広さに限界があると思います。しかし鉄骨やRCの家は30帖以上のリビングの建築も可能になると思います

ただ一般の方が30帖のリビングの家は建築されないのではないでしょうか、その場合は木造でも鉄骨でも家の耐震性は一緒ではないでしょうか

このようにきちんと構造計算をされた耐震等級3の家は安心して住める家だと思います

こういったこともあり私は耐震等級3相当などと言う家はあまりお勧めしません。どんな場合でも一緒だと思いますがしっかりとしたエビデンスがないものは信用しないほうがいいと思います。なぜならどんなメーカーの営業マンも私の所の家は地震に対して自信があると言います

自信があるのであればしっかりとしたデータの元に説明をしてほしいものです。それをその場の雰囲気で大丈夫です安心してくださいと言われる家ほど私は不安で仕方がありません

家は大切な資産です
万一の際は売却する事も考えられます。その際に内見してきた方に公的な構造計算書があって説明をするのと耐震等級3相当では言葉の重みが違ってきます。費用は必要となりますが必ず構造計算をし耐震等級3の家を建築してください