前回はマイホーム購入術の予算についてでした
今回は予算が決まって、さぁ何を買うのかについての説明です
くどいようですがマイホーム購入で失敗しない為には事前準備が全てです
是非ご参考にしてください
失敗しないマイホーム購入術・事前準備編②

予算の目処がつけば、いよいよ物件探しと行きたいところですが、ここで急ぐと事を仕損じることにつながります
次に私が準備でお勧めするのが何を買うのかではなく、どこで買うのかです
既にお客様が小学校に通っているなどといった事情がある場合は、学区限定で探される方もいらっしゃると思います
しかし、そういった事情がない方は、まずはエリアを比較検討してください
不動産は陣取り合戦です
良いエリアの不動産を買うことが失敗しない確率をあげます
間違っても今住んでいるから等といった理由でエリアを決めては駄目です
検討した結果、今住んでいるエリアが良ければ別ですが安易に住み慣れている、実家や職場が近い等の理由では危険です
特にこれからは人口が減っていく事は明らかです。当然ですが、これよりも不動産を探す方はどんどん少なくなってきます。そんな時に将来的に資産になる不動産を買うかどうかで、あなたの老後や残されたお子様の人生も変わってしまいます
よほどの都心の人気エリアでない限りは、どの予算でも買える不動産は必ずあるはずです。まずは将来的にも値崩れの少ないエリアを検討しましょう
そのエリアの中でも外して欲しくないポイントがあります
・駅近
・学区の評判の良い所
・平坦地で水害の少ない所
最低でもこの条件だけは外さずにエリアを決めましょう
ここで大事な事は、自分達が駅を使う使わない・お子様がいるいないに関わらず駅近や学区の評判を確認して購入することです
駅近については説明する必要もないと思いますが、学区については必ず調査してください
これは表現を間違えると、とんでもない失礼な話になってしまいますが相対的に学区の評判が良いところは、落ち着いているエリアが多いように見受けられます。(これ以上は説明を差し控えますが、何となくお分かりいただけたかと思います)
先程の話に戻りますが、これからは買う人が減っていく以上、不動産も買い手市場になる事が予測されます
すると条件の良い不動産は取引されるのですが、駅から離れている等といった少し条件の悪い物件は、価格を下げても売れない場合が出てきます

これはすでに日本の至る所で起きている現象です。場合によっては、売主がお金を払って売却しているケースもあります
そしてこれは、自分たちだけの問題ではなく、残されたお子様にも影響してきます
この世で売れない不動産ほど厄介でお金がかかるものはありません
事前準備としてまず何を買うかではなく、どこで買うか、それをしっかり吟味した上でエリアを決めてください
そして次回はいよいよ何を買うかの説明です