不動産購入の話

失敗しないマイホーム購入術・事前準備編③

失敗しないマイホーム購入・事前準備編

いよいよ今回が何を購入するのかについて説明をします

予算とエリアが決まったら次はその予算内でどんなマイホームを購入するのか

ここまで来たら失敗の可能性はずいぶんと減って行きます

それでは何を買うのか

 

失敗しないマイホーム購入術・事前準備編
「何を買うのか」

予算とエリアを決めたら後は、その予算内にあった物件を購入するだけなのですが。
ここで問題なのはそれぞれのライフスタイルです

「マンションが住みやすい」・「戸建てが好き」・
「どうせなら土地を買って注文住宅を建てたい」

色々なご希望があります

全て予算が合致すれば問題はありません

例えば予算が4,000万円だった場合

新築マンションの相場が6,000万円だった場合は中古マンションを選択する事になります

しかし、ここで新築に拘ってしまうとエリアを変えて新築マンションを購入する人がいます。せっかく吟味して将来的にも価値があり住みやすいエリアを選んだのに変更してしまうと将来、後悔する確率が上がってしまいます

前回のエリアの時に説明をしましたが、これからのの日本は人口が減り世帯数も減少します。すると当然ですが不動産も買手市場となってしまいます。バブル崩壊後に逆ドーナツ現象が起きたように不便なエリアはどんどん価格も下がっていき買手がつかず相続した子供も不便で住まなくなってしまいます

この何を買うかで希望の予算で物件がなくてもエリアを変更してはいけません

土地を購入して注文住宅を建てる場合でも4,000万円の予算で逆算すると土地は2,000万円がマックスです

依頼をする住宅メーカーもローコスト住宅となります

もし気に入らない場合は中古住宅を選択するべきです

ここでも間違っても奥様との収入合算は駄目です。どうしても予算を上げたいのであれば親からの援助一択です

それ位、ここまで決めてきた予算・エリアはとても重要です

このように書いてしまうと注文住宅を勧めているように感じてしまいますが、元々の予算が6,000万円位であれば新築マンションでも注文住宅でも購入可能です

しかし平均的なサラリーマンであれば、6,000万円の予算は銀行が融資をしてくれてもお勧めしません(自己資金が潤沢にある・親からの援助がある場合は別です)

多くの方が住宅ローンを利用されると思います

しかし銀行が貸してくれたとしても返済していかなければなりません。当然ですが利子も付いてきます

今は低金利だと言われていますが、20年後の金利は誰にも分かりません(私は今ならフラット35をお勧めします・変動金利は一種のギャンブルです)

具体的に何を買った方が良いかはそれぞれの家族構成や好みでも分かれますが大事な事は予算・エリアを決めたら、それで変えるマイホームを購入する事です

最初は一戸建てだと思った方がマンションになる事もあります。逆もまた然りです

ここはとても重要な所です

実は何を購入するかは人それぞれで、それほど重要ではありません

なぜなら人の好みは変わってしまいます

昔は一国一城の主だと言って一生に買える家は1軒と皆思っていました

しかし今はライフスタイルにあわさて引越しをすれば良いのです

そんな時に人気のエリア・適切な予算で購入した家は売れます

家は資産です・貯蓄です

今回3回にわたって紹介した事前準備編を参考に失敗しないマイホーム購入にお役立て下さい