前回に引き続き賢いマイホーム購入について
住宅ローンはどのように利用するのか
前回は年収から見た安全な住宅ローンの返済について
今回は家を購入した後に必要になるお金について、ここを頭に入れておかないとマイホームを購入したばかりに窮屈な生活を強いられる事になってしまいます
賢いマイホーム購入・住宅ローンについて
手取り年収や予想される生活費を考慮した上で毎月の返済額を決めればマイホーム購入は失敗の確率はかなり減っています
そこで今回は、もっと安全な住宅ローンを利用する為に把握しておくべきお金の説明です
まずは
メンテナンス費用について

この事は多くの方がご存知かと思いますが念のために
・給湯器交換
・防蟻処理費用
・外壁と屋根のメンテナンス費用
・バルコニーの防水費用
最低限これらの費用が必要です
全くメンテナンスをしない家もありますが、車と同様にマメにメンテナンスをしない家は老朽化が進み事が起こった時には余計に費用が発生します
※マンションの場合も経過年数に応じて修繕積立金の値上がりがするマンションが一般的です
気になる費用ですが
・給湯器交換・・・約20万円前後
・防蟻処理費用・・・約15万円~30万円前後
・外壁と屋根のメンテナンス費用・・・約100万円~200万円
・バルコニーの防水費用・・・約10万円前後
家の面積で費用に差があります
賃貸住宅の場合は全て大家さんが負担しますが持家の場合は当然ですが全て負担する事になります
この費用以外ににも毎年の固定資産税や火災保険料が必要となります
次にそれぞれの年代で必要になる費用
お子様の教育費用

30代位で家を購入すると実は一番お金の自由がある場合が多いです
ここからお子様が成長されるにつれ必要となるお金も変わってきます
学費は当然ですが一番お金がかかるのが習い事です
塾やスポーツなど複数の習い事をしているお子様も多くその分費用もかさみます。また習い事の多さでマウントされる事もあるようで、無理して通わせているご家庭もあるようです
親の介護費用

この介護費用は、かならずしも必要になるご家庭ばかりではありませんが必要になった時は毎月けっこうな費用が必要です
そして大抵、お子様にお金がかかる時に必要になります
例えば親御様が30歳の時にご自身が誕生して、ご自身を30歳でお子様を設けた場合は親御様が78歳に時にお子様が大学進学の時期です
このようにそれぞれの年を重なるごとに色々なお金が必要になります
このようなお金が必要になる事をある程度予測して住宅ローンの返済額を決めておきましょう
この事が絶対に一馬力で試算する事の重要性です
奥様と共働きでも、ご主人単独で試算をしておけば奥様のお給料は貯蓄か繰り上げ返済に回す事が出来ます
ここで家が欲しいが先行してしまうと無理に収入合算をしてしまい、急な出費に対応できず窮屈な生活を強いられたり、お子様に満足な教育を受けさせる事が出来なくなってしまいます
大事な事はマイホームは購入してからが大事です
大切な資産になるのか・悪夢の始まりになるのか、これは殆ど住宅ローンの支払いなどお金の問題で大きく変わってしまいます
住宅ローンの借入額や返済額は不動産会社や銀行に決めてもらうものではありません
それぞれの背負っている事情も違います
どうか幸せなマイホーム購入を実現する為にも健全な住宅ローンをご利用下さい