ようやくマイホームを購入し、引っ越しを済ませたのに、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります
それが自治会(町内会)の問題です
それでは、実際のトラブル事例をご紹介していきます
不動産購入後のトラブル・自治会について

最近はどこのエリアでも自治会に加入する人が少なくなっているようです。
共働きも増えた事やお子様がいないご家庭などは自治会に入るのをためらう方も多いようです
しかし、同じ町内で自治会に参加する方としない方での不公平感が増してしまいトラブルになったこともあります
これは自治会費に関するお金の問題でもないようです
通常、自治会に入ると、定期的な側溝の清掃や町内のイベントなどにも参加する必要があります
また年ごとに役員が回ってくる自治会もあり、確かに共働きのご家庭には負担が大きいのも頷けます
しかし私は購入されたお客様には必ず自治会に入ることをお勧めしています
これは周囲との協調性だけの問題ではありません
どこのエリアは細かくここでお伝えすることができませんが、ある自治会は加入された方と加入していない方でかなりトラブルになっていました
そして、そこの自治会長は、万一災害があったとしも、自治会で備蓄している非常食などは自治会に加入していない方には配らないとはっきり言っていました
これは自治会長が言っていることも当然で備蓄している食料等は全て自治会費により購入されています
ご自身たちのお金で用意した非常食が、自治会に参加を拒んだ人たちのために配るのはいかがなもんかと思われても致し方ないと思います
幸い、そこのエリアでは大きな災害がありませんので問題にはなっていませんが、実際に災害が起こった場合は非常時にもかかわらず、大きな分断が起こる可能性もあります
そして自治会の問題は、今日本全国で問題になっている空き家問題にも関わってきます
今は誰が空き家の所有者になるか分かりません。核家族化が進んでいきある統計では三軒に一軒ご空き家になるといった話もあります
適切な管理がされてないと放置空き家と認定され、固定資産税の増額や近隣への迷惑など様々な問題が引き起こされます
しかし、住んでいた時から自治会に参加し、近所の方とのコミュニティーをしっかりとっていれば仮に空き家になった場合でも周りの方が目を配らせてくれるので放置空き家になる事は少ないのです
このようなことがそのエリア全体の資産価値を引き上げてくれることにもなります
確かにイベントや掃除など面倒なことも多いですが、自分がせっかく買ったマイホームの価値を下げないためにも自治会に参加し明るい街づくりを皆さんで作られてはいかがでしょうか