今回も中古住宅購入でおこるリフォームトラブルについての説明です
念願のマイホームが台無しにならないように気を付けてリフォーム会社を選択しましょう
世の中には沢山のリフォーム会社があります。しかしどこのリフォーム会社も実績豊富やアフターサービス充実などお決まりのうたい文句ばかりです
仮に紹介されてもイマイチよくわからない・当然ですリフォーム工事を何回も経験した人はそんなに多くはありません。そして他のリフォーム会社の仕事も見た事がありません
しかし私達不動産会社は数多くのリフォーム会社やリフォーム工事を見て来ました。そんな私が絶対に失敗しないリフォーム会社の選び方を伝授します
・何故、今リフォーム工事のトラブルが多いのか
(前回のブログをご覧下さい)
・リフォーム会社の見分け方
・上手なリフォーム会社との付き合い方
リフォーム工事のトラブルについて
リフォーム会社の見分け方

これは正直相性もありますので一概に言えない部分もありますが私が選ぶ基準をお伝えします
私の会社では中古住宅の買取再販事業も行っている関係でリフォーム工事は常に依頼をしています
すると色々な会社が営業にきます。たまに見積もりをお願いする時がありますが、まず見積もりに現場にきた時点で心の中では断っている時があります
それは見積もりに来た人が営業マンだけだった場合です(前回のブログで理由を説明しています)
別に見積もりに来るのが営業マンだけでも良いのですが現場工事の経験がない人が見積もりに来た場合は、どれだけ見積もり価格が安くても断ります
それにはちゃんと理由があります
①リフォーム工事はある意味、新築住宅の建設よりも厄介

ゼロから建設する住宅と違い部分的な箇所のリフォームは現場での判断が重要です。前回のブログでも説明をしましたが壁や床の採寸に限らず工事経験がない人の見積もりでは実際に施工をする職人との間で齟齬が生まれてしまいます
しかし工事経験が豊富な営業マンが見積もりをしてくれれば工事上の注意点も教えてもらえ、工事中のトラブルがありません
見積もりに営業マンだけ来た場合は少し意地悪な質問をして見ると良いです。その場で回答出来なかったり、根拠もなく大丈夫と言っている場合は注意が必要です
②リフォーム工事は基本的に分離発注である

これはリフォーム会社の規模に関わらず全て自社の職人で工事を行っていないと思ってください
例えばクロスはクロス工事屋・床工事や大工工事は大工さん・キッチンなどの住宅設備は各住宅設備会社から納品されています
これら束ねるのがリフォーム会社の社長や監督です
ここの能力で工事の出来栄えが違ってきます
つまり見積もりに来た人がリフォーム会社の社長や工事経験もある監督であった場合に私は工事を依頼します
これは会社の規模の大小ではありません。逆に規模の小さい会社ほど社長や監督自ら見積もりに来てくれます
この方達が現場を見てくれていれば実際の工事が始まっても、まずトラブルはありません
私は自社物件の工事を依頼するリフォーム会社はこのような判断で依頼をしています
是非、ご参考に。次回は上手なリフォーム会社との付き合い方です