不動産会社って信用できるの?も今回で3回目となりました
誤解がないようにお伝えしますが、キチンと勉強して営業している不動産会社の方が圧倒的に多いのです
しかし中には全く経験の無い営業マンに変な肩書をつけて営業させている会社もあります。そしてもう一つの問題は他社と競争です
特に専任業者でない不動産会社は早く商談をまとめないと他社で成約されてしまいます。するとキチンとした調査もせずに曖昧な返事で商談をまとめに来ます。これは大手不動産会社だから安心と言う訳ではありません
不動産に限らず自己防衛の為にも自分自身も正確な情報を仕入れましょう
不動産会社って信用できるの?裏どり
・その不動産会社が専任かどうか調べる(前回)
・自分で必ず調査を行う
・各都道府県が公表している宅建業者の監督処分を閲覧する
自分で必ず調査を行う

この自分で調査を行う事は驚く程簡単です
ただし分譲マンションの場合は一番重要な管理規約などは管理会社が利害関係人以外には閲覧させてくれません。もし分譲マンションを検討されている方は購入を決める前に不動産会社に重要事項調査報告書を見せて下さいと言って下さい
もしその時に時間がかかると言われたら、その不動産会社は専任業者でない可能性が高いので直ぐに専任業者に問い合わせて下さい
ここからの調査は主に土地や戸建てを購入する方がメインとなりますが分譲マンションを検討されている方も調査する事をお勧めします
各役所にて物件の調査
不動産売買において不動産会社が作成する書類で一番大切な書類は「重要事項説明書」です。購入する物件ついての詳しい説明書です
今でも緊張感を持って作成しますが実はこれ一般の方でも直ぐに調査できるんです
土地建物の売買で重要な事は今後家を建築する事が出来るのかどうかです。家を再建築などする場合には必ず役所から許可を貰う必要があります
まずは都市計画区域か、次に接道している道路は公道かつ建築基準法上の道路か、その道路幅、接している間口の長さ
※各行政によって窓口の名称はそれぞれですが都市計画について調べてますと言えば教えてくれます
次にライフラインです
上下水道が敷地の前まで整備されているか、都市ガスについては各ガス会社に問い合わせますが最寄りのガス会社に確認すれば直ぐに教えてくれます
そして災害や水害の調査です
過去の水害の事例も調査出来ます。これらの調査は物件がある役所でほとんど調べる事が出来ます。当然一般の方でも調査出来ます
むしろ一般の方が、「ここで家を建築しようとしているけど問題がないか教えて下さい」と言えば親切に教えてくれます
私達不動産会社も同じように調査を行います
どんなに慣れていない人が調査をしても半日もあれば終わります。不動産会社が言う事を鵜呑みにせずに自分で調査を行い不明な点があったら役所の方に質問しましょう。それが一番確かな回答です
いよいよ次回は宅建業者の監督処分の調査です