昔から不動産会社は怪しいイメージが多く、まずはお客様から信頼をされる所が大変でした
特に私が業界に入った30年以上前は千三つ屋(千の中に三つだけが真実)と良く言われたものでした
それでは現在はどうでしょうか、昔よりは良くはなったと感じますが、それでもトラブルは多いうようです。そこで今回は私が考える信用できる不動産会社を説明させて頂きます
信頼できる不動産会社

信頼できる不動産
それはズバリ正直である事です
なんか当たり前すぎて、がっかりされた方も多いと思いますが、これ結構見極めるのが大変です
これは不動産会社(特に仲介会社)の報酬に問題があります
不動産会社の収入は主に仲介手数料です。そして仲介手数料は売主様・買主様双方から頂く事ができます
以前もこのブログで説明をしましたが、より有利に不動産を購入するには絶対に売主から直接依頼を受けている不動産会社と商談をするべきですが、多くの不動産会社は直接依頼を受けている物件が少なく(ひどい会社は1件もありません)その場合は他社の専任物件の情報を借りて営業しています
しかしこのような会社は、あたかも自分が直接売主と交渉をしているかのような説明をします
例えば貴方が価格交渉をした場合に、直接売主とは話が出来ないのにも関わらず、さも自分が合って話をして来たかのように偽ります(昔の私がそうでした)
その他のケースだと、自分の会社で取り扱いが出来ない物件については、「現在商談中」やひどいケースでは誇張した表現をしてマイナスな事も言ってくるケースもあります
これは現在弊社で販売中の物件に対してもありました。その時はお客様が直接真実かどうかを質問して頂く事が出来ました
こういった事は不動産業界だけの話ではないかとも思います
しかし不動産は価格が別の商品とは比べものにならない位高額です。そして工業製品のような精密機器でもありませんので、大なり小なり不具合が発生します
その時に自分の所の利益だけを求めると(これも当たり前なのですが)お客様に不信感を与え業界全体のイメージを悪くしてしまいます
そこで不動産から物件を紹介された場合は必ず、直接依頼を受けている物件ですかと尋ねて下さい
直接依頼を受けていない会社からは、凄く嫌われると思います
でもいいんです。専任で販売する物件が少ない会社からは今後も有益な情報が得られるチャンスは少ないです
それよりもどんな質問でも正直に答えてくれる(答える事ができる)不動産会社と商談して下さい
それととても重要な事ですが、専任物件の多い不動産会社は買主さんに対して、しつこく営業はしてこないですよ
そんなにしつこく営業をしなくても、いずれ専任物件が売却できる事が分かっていますので売上げ予想がたてやすいのです
失礼な言い方ですが売上げの見込みが少ない会社は少々グレイな表現をしても契約を迫ってきます