不動産の豆知識

優秀な不動産営業マンとは その3

優秀な不動産営業マンの3回目です

今回は私が依頼をするなら、こんな営業マンです

前回のプラスワンにも通じる話ですが

ちゃんとお客様が決断できる材料を先回りして提示してくれる営業マンは優秀だと思います

不動産は高額ですので即断できる方は、まずいらっしゃいません

例えば即断できた方も、これまでいくつかの物件を内見され検討された方だと思います
(これまで2番手などで買いそびれた方など)

しかし営業マンの能力が低いと一番希望にあった物件でも決断できず買いそびれたり・逆に買わなきゃ良かった物件を購入したりしてしまいます

それではどんな営業マンが能力が高いのか・どんな材料があれば買うも・買わないのも結論だせるのか

まず能力の高い営業マン
周辺環境編

  • 小学校までの通学路を実際に歩いている
  • 周辺施設の情報 病院やスーパだけではなく、パン屋・ケーキ屋・カフェ等
  • 駅までの道(特に夜間の街頭の有る無しなど)
  • ゴミの日・各ゴミ置き場の場所
  • 町内会や行事の頻度・町内会長、自治会長が住んでいる所
  • 個人情報に抵触しない程度の近隣の方の情報

その他嫌悪施設や水害情報・土地の液状化について等、ざっと今少し考えてだけでもこれ位出てきます

最低これは絶対に営業マンは把握しておかなければなりません。そしてこれは1回調査すれば良いのです

お客様の中にはお子様がいないご家庭をありますし、駅を利用されない方もいらっしゃいます

しかし販売前に最低これらの事を知っておれば、ある程度の家族構成のお客様には直ぐに回答する事が出来ます

逆にこれらの事をお客様に言われてから調査しますと言っているような営業マンであれば、家の良し悪しは別ですが、それ以外の部分はあまり期待しない方が良いです

何故ならこんな簡単な質問も予め調べていない営業マンは、はっきりと言って質問に対する回答も怪しいです

自分に都合の悪い答えはニュアンスが変わって回答される恐れがあります

不動産業は基本的に他人の家を販売する事になります(不動産会社が売主の場合も同様ですが)不動産会社が出来る事は安心してその家を購入してもらう事です

そして買主様は安心して購入したいです

逆に言うと不動産営業マンに出来る事は購入するか、しないのかを判断する材料を提案する事しかありません

その最低限の情報を前もって調べていない不動産営業マンは優秀とは言えません

少し長くなりましたので次回に続きます