先日、久々に嫌気がする話を聞いたので紹介します
ワンルームマンションなどの投資用不動産を検討されている方は絶対にこれを読んでから決断して下さい

まずそのきっかけの話ですが
古くから付き合いのある不動産会社社長との食事中の話でした
「うちで販売している投資マンションに買付を入れたきた業者なんだけど怪しさ満載で断ったよ」
こんな世間話からでした
内容ですが購入希望者はその買付を入れたきた不動産業者でした
買付の条件
・三為の契約
・レインズから情報を下す
・広告の媒体も全て下す
・契約希望日は3ヶ月後
・解決有効期限も3ヶ月後
この社長も海千山千の社長ですので直ぐに断ったそうです。しかし今もこのような業者がいるのだと驚いていました
ここからは私と社長の推測の話です
まず三為の契約について、昔は中間省略という方法を使い行っていました。読んで字のごとくですが中間を省略します
通常の不動産売買は売主Aから買主Bへ売買されます
しかしそこに中間のCが存在します
売主A➡中間者及び買主C➡真の買主Bへ不動産が引渡しされる所をCを省略して直接Bに引渡しされます
この事自体は認められていたのですが問題は売主AからCからBへ情報が行く時に価格が変わってしまうのです

普通の不動産を買取り(仕入れ)をして再販売する時は仮に3,000万円の物件を仕入れると何らかの化粧を施して3,500万円などの価格で販売して利益を出します。そこは不動産会社の目利きの勝負です
しかし悪質な中間省略は市場に出ている3,000万円の物件を価格交渉をして2,700万円で購入の約束をしておいて真の買主に3,000万円で販売します
またこれの恐ろしい所は先に真の買主から3,000万円の買付証明書を取った上で自身の会社発行の2,700万円の買付証明書で商談します
全くのノーリスクです
今はこの方法を取ろうとすると三為(第三者の為の契約)を利用して行います
おそらく今回もこれに近い方法で取引しようとしていたと思います
我ながら恐ろしい業界です不動産業界は、次回に続きます