不動産購入の話

【危険・不動産購入で大失敗】最後は自己破産することになりました

今回は不動産購入で大失敗を犯してしまい、最後は自己破産をする事で全てを精算する事になった方のお話です

今回登場する方は、当時20代中盤の方で独身、出身は四国地方の方でした

幼少期より自分の家を持つことが夢で独身でしたが、早めにマイホームを持てば、将来も安泰だと思い物件探しを探されたそうです

しかし、この不動産購入がもとで自己破産をすることになりました

 

目次

危険、不動産購入で大失敗

 

 

この方と私の付き合いは所有されていたマンションの売却相談から始まりました

 

一見すると、すごく真面目そうな方で好感が持てる青年でした

 

最初は、単純なマンションの売却の相談かと思い話を聞いていくと、驚くような事実が判明しました

 

この方は、マンション購入前は、会社の寮に住まれていたそうですが、どうしても自分の家が欲しくインターネットで物件探しを始めたそうです

 

その中で気になるマンションがあり、不動産会社に問い合わせをしました

 

内見したマンションは想像とは違っており、違うお部屋がないかとそこの不動産会社に尋ねられたそうです

 

ここからがこの方の悲劇の始まりでした

 

 

不動産会社からの紹介

 

 

数日後に、不動産会社からメールが届きました

 

○○さんにぴったりの物件がありますので、週末内見しましょうと言われたそうです

 

早速内見に行くと、すでにリフォーム工事が完了したきれいなお部屋だったそうです

 

すぐに気に入ったこの方は、その後不動産会社で商談を進めていきました

 

ここまでは、普通の不動産取引の話です

 

ここからこの方は、失敗への道を進んでいきます

 

 

住宅ローンの仮審査

 

 

大抵の方は、不動産購入時には住宅ローンを利用されます

 

住宅ローンの場合は、まず仮審査を行い承認後に売買契約を締結するのが一般的な流れです

 

当然、相談された不動産会社も仮審査の説明を行いました

 

ここで問題が生じました

 

この方は、オートローンやカードローンなどの借り入れがあり、このままでは住宅ローンの審査はまず難しいと言われたそうです

 

この時に断念しておけばよかったとかなり後悔されていました

 

しかし、欲しい気持ちが勝ってしまい、購入を進める方法を模索したそうです

 

 

ここで一般的な住宅ローンのお話になりますが、オートローンやカードローンがあるから、住宅ローンが組めないと言うわけではありません

これらの借り入れがあった場合、年収によっては住宅ローンが組めなかったり、希望額が借りれなかったりします

これは希望する住宅ローンの返済額に既にある借金の返済額を加算して審査をされるからです

 

 

これから住宅ローンを利用してマイホームを購入される方はまず現在のお借入を完済しておくことをおすすめします

 

 

話を戻します

 

ここから不動産会社からの提案が始まりました

 

○○さんはどうしてもこのマンション購入したいですよね

 

実はこのマンション弊社が所有している物件です。この物件であれば、通常必要な仲介手数料も入りませんので、お得に購入することができます

 

私も○○さんに購入していただきたいので、色々と購入できる方法を検討してみます

 

まずは、借り入れを返済する方法を考えましょう

 

この一見、親切そうな不動産会社からの提案が○○さんが進んではいけない道へ進ませました

 

次回へ続く

 

 

小さい頃からマイホーム購入を夢見ていた方が不動産購入によって自己破産。危ない不動産取引について

 

高校卒業後、会社の寮に入り真面目に働かれてきましたが不動産購入をした事により、最後は自己破産をしてしまった方のお話です