いよいよ今回から、価格が1,000万円上がった事についての説明です

ご自宅に伺い査定
話は相談時に戻ります

不動産会社が閲覧できるデーターベースでは、明らかに1,000万円は高く購入されていましたが、ご本人はリフォームをされていると言われていましたので、凄いリフォーム工事をされているかもと、淡い期待を持ちつつ物件に伺いました
そしてあっさりその期待は裏切られました
クロスは全て貼替えてありましたが、フローリングはクッションフロアー、キッチンはガスコンロのみ交換のリフォームでした
おおよそのリフォーム工事費用ですが100万円もかかってないと思いました
その日はお部屋で別れ、次回査定価格の提出の約束をしました
査定価格の提示と驚きの真実
査定作業を進めていきましたが、やはりどのように計算をしても相場よりも1,000万円は高い査定価格にしかなりません

相談者が来店され査定書をお渡しし、査定価格の根拠を説明させて頂きました
査定価格の根拠は近隣の取引事例です。特にマンションの場合は同じマンションの成約事例が多く査定価格については納得せざる負えません
相談者もこの時には既に価格については諦めていました(既に別の不動産会社には売却を断れていましたので)
そして申し上げにくい真実もお知らせしました

この方が購入したマンションは購入前に実は普通に売りに出されていました
それも適正価格で販売されていました
補足ですが、相談者はその不動産会社からは購入されていません
相談者に売主だと言って販売した会社が、元々販売していた不動産会社から購入していたようです
これも不動産業界ではよくある話ですが、今回問題にしたいのは只の転売の事ではありません。この業者が元々の売主業社から購入時期などです
次回に続きます