不動産の豆知識

不動産購入トラブル・隣人からの筋違いなクレーム②

土地を購入された方が隣人から受けた謎のクレームの続き

当時は新人営業マンで、どのように解決して良いのかさっぱり分からずとても苦労しました

現在、土地をお探しの方も、いつ何時このようなクレームがくるかもしれません

どうかお気を付けて

 

不動産購入トラブル・隣人からの謎の要望について相隣関係は難しく一旦トラブルになってしまうと、なかなか解決が難しくなってしまいます 今回はそんなトラブル事例のご紹介です...

 

不動産購入トラブル・隣人からの筋違いなクレーム②

 

前回は新築する家の間取りや工事の日程も決まりましたのでハウスメーカー担当者と近隣挨拶に伺った際に隣人からクレームを言われた所まででした

現地から、私へものすごい剣幕で電話がかかって来ました

取りあえず現地に伺いました

買主さんからは「家の間取りでクレームを付けられた、どうしたらいいんだ」・「変な隣人がいる事など聞いていない」と

私は頭の中で「私も変な隣人が入る事など聞いてない」と思っていました

その後、皆で事務所に戻り対応策を考えました

ここで今回のポイントですが

買主さんが建築しようとしている家は建築基準法等、一切違法な事はしていません

きちんと法律にのとった家です

※最悪、無視してもいいのです

ここでもハウスメーカーの担当者は他人事です。あいつの顔だけは今でも覚えています

これ以上、ここで話をしていても埒が明かないので私が隣人の所へ伺いました

隣人のご主人は玄関から出てくなり

「新しい図面が出来たら持ってこい」と言われました

あまりの言いように、かなり頭にきましたが。グッとこらえ(つもりでした)

 

 

「先程の間取りは建築基準法上でも問題がないのですが、どうして変更しなければならないのですか」と言ってしまいました

火に油を思いっきり注いでしまいました

みるみる隣人は顔色が変わってしまい、何やら聞き取れない言葉を発して家に帰ってしまいました

途方にくれて事務所に戻り買主さんに説明をしました

「家から出てきましたが、話になりませんでした」

当然ですが買主さんは、がっかりされ

「売主さんとは仲が悪かったのですか」・「今回の様になる事を知っていたのですか」・「だから売却したのですか」など色々な事を疑い始めました

しかし売主様は隣人ともトラブルはなく、土地の測量や境界杭を設置する時にも今回の隣人は立ち合いに応じてくれていました

そこで念の為、売主さんに連絡を入れ隣人の事を確認しました

 

次回に続く