不動産購入には不動産会社と付き合いは必須となります
しかし、この不動産会社は会社の規模や扱い物件など様々です
そして癖の強い不動産会社が多く一般の方からして見ると付き合い難く感じたりします。また以前程ではありませんが世間の不動産に対するイメージは悪く騙されると心配される方もいらっしゃいます
それでは今回は不動産会社に好かれお客様はどんな方かを紹介します
不動産会社に好かれるお客様

不動産会社の営業マンも同じ人間ですので正直好き嫌いは当然ですがあります
それでもなるべくは営業マンとは良好な人間関係を作っておいた方が良いです
それではどんなお客様が好かれるのか
大前提ですが好かれる事が良いと言う話ではありません。不動産会社から見た好かれるお客様です。正直に言って必要以上に好かれる必要はありませんが不動産会社の営業マンを親切だと勘違いして欲しくなくて紹介しています
それはズバリ何も知らない人です
事前準備をせずに不動産会社を訪ねて「家を購入しようと思っていますが、何から手を付けて良いのか分からないので教えて下さい」
これを言われるお客様は営業マンにとって神様のようなお客様です
自分の知識を使いお客様に説明を始めます
するとお客様は何て詳しい営業マンだと錯覚を起こし信用してしまい、この人に任せようと思ってしまう方がいます
ここでその営業マンの資質が問われます
自分を信頼してくれていると意気に感じ本当に良い物件を紹介してくれるのか、それとも営業マンが販売したい物件を紹介するのか
前者の営業マンと出会えれば問題はありませんが・・・
それでは具体的にはどんなお客様か
- 物件を全く知らない
- 住宅ローンについても知らない
- いくらの借入れが出来るか知らない
- 内見を言われるまま了解してしまう
- 親御様が意見を言わない
- 不動産に知識がない
- 災害に関する意識が低い
このようなお客様は営業マンに好かれてしまいます
【物件を全く知らない】
お客様の中には営業マンよりも物件を知っている人がいます。そのようなお客様は営業マンが主導権を握れず、やり難くい事が多いのです。逆に物件を全く知らないお客様は非常に営業しやすいです
【住宅ローンについても知らない】・【いくらの借入れが出来るか知らない】
これは同じような事ですが予め調べていないと物件の予算など全て営業マンが決めてしまいます
【内見を言われるがまま了解してしまう】
「とりあえずは勉強で内見しましょう」親切な言い方ですが、巧妙に物件を選び、内見の順番も全て営業マンが決めてしまいます。そして営業マンが売りたい物件が一番よく見えるように内見します
【親御様が意見を言わない】
お客様の年齢によりますが若い方ですと親御様の存在が気になります。ご実家が遠方の場合や親御様が意見を言わない場合、これも営業がしやすいです
【不動産の知識がない】・【災害に関する意識が低い】
不動産の知識は正直言ってそんなに難しくありません。都市計画などは各役所に行けば教えてくれますし、今は行政のHPでも簡単に調べる市町村も増えてきました
都市計画だけでも理屈が分かっていれば将来の街並みなども予測する事が出来ます
そして災害ですが、これもネット検索でハザードマップを閲覧できる所できる自治体が増えています
特に水害や内水、土地の液状化などは事前に調査する事が出来ます。
つまりこういった調査をされないお客様は営業マンはプラスの材料を出すだけで済みます
如何でしょうか
これを読んで頂ければ必要以上に不動産会社に好かれる必要がない事が分かったと思います
勿論、素晴らしい営業マンが多いのですが中にはお客様よりも自身の利益を優先する営業マンもいます
ようは営業マンにイニシアチブを握らせては駄目です
必要以上に不振がる必要もありませんが営業マンが言っている事が本当なのか、本当だったとしてもそれが自分にも該当するのか
そこを判断する為にも事前準備や事前学習は必要です
親切な営業マンだと思い全てを任せるのではなく、仮に任せるにしても自分で判断できるだけの知識をもちましょう
不動産会社に好かれるお客様は無知なお客様です
無知なふりをして営業マンに親切にしてもらうの一つの手ですよ
失敗しない不動産購入の為に是非実践して下さい