不動産売却の話

査定サイトの注意点

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今日は査定サイトに依頼をする際の注意点について説明させていただきます

ネットで検索すれば複数の査定サイトがありますが、便利になった分注意する点も多々ありますのでお気をつけ下さい

査定サイトの注意点

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前回のブログでも書きましたが査定サイトは複数社の査定価格を一度に得ることができます

しかし依頼をされた不動産会社は相見積もりになっている事は分かっています

するとその査定価格に信憑性がない場合が出てきます。どういったことかと言うと、有り得もしない査定価格が出てくる場合があります

これは当たり前の話ですが、どんな売主さんでも高く売れる方が良いに越した事はありません

そして不動産会社もとりあえず売却の依頼を受けたいが為に高い査定価格を提示してきます

このような価格を提示してくる不動産会社はとりあえず売却の依頼が欲しいので最初は調子の良い話をしますが、当然相場以上の価格では売却することができないのでだんだんと値段を下げていくことになります

するとその不動産は売り時を逃し、かえって時間がかかっててしまい相場よりも安く売却せざるを得ないケースも出てきます

通常不動産を買われる方は売却期間を気にされます。自分が気に入った物件でも市場に半年も出ていた物件となると売れ残り感を感じることになります。自分は良いと思っているのだが、その判断が間違っているのではないかと思われてしまうためです。そうすると売れなかったり場合によっては相場よりも安く売却される時もあります

以前もこのブログで売却時に気をつける点でもお話ししましたが査定と言うものは不動産を査定するのではなく貴方が不動産会社を査定する場だと思ってください

今は不動産会社に依頼をしなくても、ある程度の相場は判断がつくと思います。仮に相場が全くわからない場合でも不動産屋が提示する金額を鵜呑みにしないことです

査定の際は必ずどうしてこの数字になったのかという所を根拠を持って説明してもらってください。その時に最低でも近隣の成約事例がある事は必須条件です

ただなんとなくこのエリアは人気があるとか、このエリアで探している人がいるなどという曖昧な説明をする業者は査定価格に対しても曖昧な説明になり良いパートナーとはならないと思います

数万円の物を売却依頼するのではなく、数百万、数千万円の売却を依頼するパートナー選びです。査定の際は貴方がしっかりと不動産会社を査定し信頼できる不動産会社に依頼をしてください

次回はネット等の机上査定ではなく訪問査定での注意点を説明いたします