先日このようなご質問をいただきました
不動産屋に相談しても、銀行に相談しても、今は変動金利を選択した方が良いと言った説明を受けてばかりです
本当に変動金利で大丈夫なのでしょうか

この変動金利が固定金利かの選択は、住宅ローンの永遠のテーマです
ファイナンシャルプランナーなど固い選択を進めてくる時は、必ず全期間固定もしくは10年固定などを進めてくると思います
しかし、不動産会社の多くは最も返済額が低い低金利の変動金利を進めてくるのではないでしょうか
実際、お客様も金利が低いにこした事はありません
そして多くの方が変動金利を選択されているのも事実です
要は変動金利が上昇するのか、しないのかが不安だと思います
しかし、これも上昇するのかどうかは誰にもわかりません
ここで私が必ず住宅ローンのシミュレーションを行う際に、お勧めしている方法があります
購入したい物件が見つかると住宅ローンを利用される方は、住宅ローンの返済シミュレーションを行うと思います
ここに1つ問題があります
住宅ローンの返済シミュレーションを行う場合に、実際の金利で行ってしまうからです
もしあなたが35年間の固定金利を選択しているのであれば、その趣しシミュレーションで問題ありません
しかし、変動や長くても10年固定を選択したい場合は、この先、金利の変動によるリスクが必ず発生するわけです
この時に、この金利が上昇したときに、対応できない方はシミュレーション。した時の金利がずっと続くと判断しているからです
高金利なった場合のことを一切考えていないからです
そこで、これから住宅ローンを利用される方は、返済シミュレーションを行う際に、金利を3%で試算してみてください
私が知っている限り、ここ20年以上変動金利が3%を超えた事はありません
10年固定も然りです
この3%で算出された返済額が無理なく、返済できる形であれば変動であれ、固定であれ問題なく支払いを続ける事ができるはずです
これをわかった上で、変動か固定かを選択するべきです
後は、借りられる皆様の生活設計や極端な事を言うと性格でも変わってくると思います
住宅ローンを利用されてからも、毎月、毎月住宅ローンの金利をチェックされる方は変動金利を利用されても良いのかも分かりません
しかし、正直、金利の事などあまり興味がなかったり、苦手な方は10年固定を選んでおけば、10年間は金利の事は一切気にする必要はありません
金利が上がるか下がるかよりも、金利がもし上がったとしても、それに耐えうる返済学で住宅ローンを利用すれば、失敗する事は決してありません
どうかご参考に