不動産の豆知識

住宅ローンの本当の話③

hujingioan

今日も前回に続き住宅ローンのお話しです

今回は既に住宅ローンを借りれている方にも参考になるお話しです

それは住宅ローンの借り換えです

refinancing

これは絶対に検討して下さい。特にネット銀行では借り換えの際の特別金利の提案や、通常はオプションのガン団信や8大疾病等の団信が金利上乗せなしで借入れする事ができます

借り換えの諸費用なども必要となりますが、その経費を補う程の効果があるのが借り換えです

これから住宅ローンを組まれる方も数年間の返済実績があれば他行への借り換えが申し込みできます。今はネットで簡単にシミュレーションが出来ますので、どの位返済額が変わるのかをご自身で確認をされてからお申し込みされれば大丈夫です

そして特にお勧めするのが現在既に住宅ローンを組まれている方です

特に残高が1,000万円以上・機関10年以上が残っている方にはおススメです

借入れされた時期にもよりますが驚く程変わる方がいらっしゃいます

今回このブログを書いてのには実は理由があります

それは先日売却のご相談がありました

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その方は60歳を超えられたご夫婦ですが、先日ご主人がご病気になれました。幸いにも3ヶ月程の入院で済みましたが、これまでのように仕事を続ける事が出来なくなってしまいました

約25年前に家を購入されていました。当時の住宅金融公庫で住宅ローンを組まれていました。現在の住宅ローンの金利と比べると驚く程の高金利です

そしてこれまで支払いが厳しくなった時に金融公庫の窓口になっている銀行に相談に行かれリスケの提案をされていました

その事が結果的に返済期間を延ばし、多くの利息を負担する事になってしまいました。
そして査定を行いましたがリスケを行っていた事により、思う程に残債が減っておらず家を売却しても住宅ローンを完済する事が出来ません

たらればですが、リスケの相談をされる前に相談をして頂けていれば借り換えの提案をしたと思います。住宅金融公庫はゆとり返済を実施しており一定期間が経過すると金利が上がってしまいますので当時借り換えを良く提案をしていました

しかしこの相談者の場合は以前リスケをしていた事や年齢等がネックとなり借り換えは難しいです。もっと早く有益な情報を知っていればこのような事は防げていました

当たり前ですが現在借りれている銀行に相談に行っても他行への借り換えなど提案してくれません。有益な情報は自分で収集するしかありません

是非一度借り換えをご検討下さい