これまで不動産はどこから買っても一緒なのもシリーズで紹介していましたが
一旦ここで最後にします
そして今回は不動産業界の少しダークな部分の説明です
不動産の情報について
これまでの説明は今回の伏線だったのですが
不動産会社で仲介をメインで行っている所は、売主さん買主さんから頂く仲介手数料が収入のメインとなります

そして不動産の取引件数は年々減少しています
これも当たり前ですが人口減とあわせて、とうとう世帯数まで減少していきました
これでは家を購入する方が減るのは当たり前です
たまに新聞報道で都市圏では仲介数が増加などの記事を拝見しますが、エンドユーザーの購入数は減っているはずです(このカラクリは別の機会の説明しますね)
つまりどこの不動産会社も現在は厳しい経営を迫られています
できる事なら売主さん買主さん双方から仲介手数料を頂きたいです
現在の不動産業界では売却物件の情報は不動産会社の中ではオープンにし広く募集をするように決まっています
しかし売主さん担当の不動産会社に検討中のお客様がいた場合、同時に他社で検討中の方がいた場合はどちらのお客様を優先するかは明らかですよね
そして自分の所で紹介が出来ない物件の事を悪く説明し他の物件を紹介していきます
はっきり言いますが、買主募集をしている業者はどの物件でも良いのです
貴方から仲介手数料が貰えれば
物件の良し悪しなんて関係ありません

少し気分が悪くなる話ですが本当の話です
昔の不動産探しは不動産会社に行くのは主流でした。そしてその不動産会社のネットワークで物件情報を貰い購入していました。つまり不動産の情報に対する対価として仲介手数料を払っていました
しかし今は不動産情報は大手のポータルサイトを検索すれば直ぐに手に入ります
場合によってはお客様の方が物件について詳しい場合もあります
不動産情報は自分の力で手に入れる、そして売主担当の不動産会社に直接問い合わせを行い新鮮で確かな情報を手に入れて下さい
これが現代の賢く失敗しない不動産探しのコツです
気になる物件の購入判断などについては、また改めてご説明を致します