失敗しない土地選びの6回目
今回は土地の向きの説明です
土地はどの向きの土地がいいのか
以前も説明しましたが南向きが良い土地とは限らないとお話ししました

これは陽当たりの問題で南向きの土地が必ずしも陽当たりが良いとは限らないとお伝えしました
今回は陽当たりも含めた土地の向きの説明となります
土地を探される時は希望条件に必ず陽当たりにの良い土地を探してくれと言われます
しかし陽当たりの良い土地が陽当たりの良い家が建つとは限りません
陽当たりは、建てる家の設計によって陽当たりは確保できる点は以前ご説明しました
それでは土地の向きは関係ないのか。陽当たりだけの点で言えば関係ないと思います
しかし住みやすい土地・資産となる土地として考えるとそんな簡単ではありません
それでは今私が自宅用の土地を買うのであれば必ず
北向きの土地を買います
絶対に買わないのが南向きの土地です
これは住みやすさ・家を建てやすいかの問題です

南向きの土地には大抵北側に家があります。南側の土地を買って家を建築しようとすると北側に住んでいる方は南側の家の配置や家の高さや窓の位置を気にされます
トラブルになる事もありました
私から土地を買ってくれた方から地鎮祭に呼んで頂きました。
地鎮祭はあらかじめ家を配置する所にロープを張っていきます。
買主さんをもみえて地鎮祭が始まるタイミングで裏(北側)に住んでいる方が突然、敷地に入ってきました

するとその北側の住人がいきなり張ったロープを見てクレームを言ってきました。
こんなに北側に家を持ってきたら、自分の家に陽が入らないと言ってきました
勿論、建築基準法上は、なんの問題もありません。しかしこの方には何を言っても駄目でした。せっかく張ったロープも無理やり取りそうな雰囲気でした
結果、この買主さんは家の配置を1.5m南側にずらしました。
すると駐車スペースにも問題が出てしまい結局庭を諦めました。北側には暗い1.5mのスペースが出来ました
なにも北側の方の希望通りにする必要は何一つありません。しかし今後の近所付き合いも考えてお庭を諦めてしまいました。
家を建築する際に近所の方ともめる土地は南向きの土地を買った場合が圧倒的に多いです
そしてそのもめる原因は、言いがかりです
しかし土地を購入する方のほとんどが、そのエリアの新参者で何となく立場が弱く苦労されます。勿論、そんなクレームを付けられても跳ね飛ばせばよいのですがお子様がいると躊躇される方が多いと思います
それでは購入する前に裏の方に了解を貰えば良いのではと考えられますが、裏の方にその相談をした時点でなるべく南側に建ててくれと言われると思います
こういった理由から私は北向きの土地を買います
せっかく高いお金をだして自分の土地になったのに理不尽な事を言われたらやるせない気持ちで一杯です
近所の方を気にせず陽当たりに良い快適な住宅を建築しましょう
思いのほか、長くなりましたので土地の向きの話しは次回に続きます