不動産購入の話

失敗しない不動産購入のために・マイホーム購入前の心構え『不動産価格の成り立ちについて』

前回までのブログで予算の立て方・住宅ローンについて・不動産会社への問い合わせの方法などをお伝えしてきました

 

前回までのブログをまだ見られていない方は是非こちらからご覧ください

 

失敗しない不動産購入の為に・マイホーム購入前の心構え不動産購入で失敗してしまうと、あまりにも大きな代償を被ってしまいます。不動産購入前に必ず一読してください...

 

そこで今回は問い合わせをした物件が、はたして相場より高いのか安いのか、そのような不動産の価格の成り立ちについてご説明します

今回のブログを読めば相場以上の高い物件をつかまされる事はありません

これは非常に大事な事で不動産を所有した場合の資産価値に関わってくる大事なポイントです

失敗しない不動産購入のために不動産価格の成り立ち

それでは、不動産の価格とはどのように決まるのか

まず不動産には定価がありません

これが非常に厄介なことになっていくのですが、不動産の価格は最終的には購入者が判断します

つまり皆様が良いなと思う物件は高くなり、あまり興味を持たれない物件は必然的に安くなってしまいます

これが相場です

我々不動産会社はこの人気を目安として相場を判断し売主に販売価格を伝えていきます

そこで相場のキーとなるのが土地の価格です

これはマンションでも同様です。地価の高いエリアのマンションは価格が上がり、安いマンションは同じ間取りや築年数・平米数でも価格が下がっていきます

まずはこの土地がいくらするのかを確認していきます

まず方法としては、公示価格路線価を確認します

これはネットで検索すれば、誰でも確認することができます

自分が探しているエリアや近隣エリアの公示価格等を確認すれば、自分が探してるエリアが人気があるのかないのかは判断できると思います

おおよその坪単価がわかれば、次にエリアで出ている土地の大きさを確認します

各地域によりへ人気のある土地の大きさは決まっています。傾向としては都心に行けば行くほど土地は小さいサイズが好まれるようになり郊外へ行けば比較的大きな土地が好まれます

これはすべて土地の総額価格によって変動します

都心へ行けば1坪あたりの単価は高くなり郊外へ行けば安くなります

例えば1坪100万円円の住宅地では20坪購入するだけで2,000万円です。しかし1坪50万円のエリアであれば40坪でも2,000万円です

このように土地を購入する時の総額で販売される大きさや人気は変わってきます

どんなに良い土地でも1坪100万円のエリアで50坪単独で販売しようと思っても総額5,000万円となり、なかなか一般の方では購入が難しいからです

※人気のある大きさの目安は建売住宅を参考に判断する事も出来ます。希望のエリアで販売されている建売の土地の大きさが好まれている土地の大きさだと思って下さい

エリアの所得層でも変わりますが一番売りやすい価格帯の土地は人気があり単価も上がります

現在土地を探してらっしゃる方はこの坪単価を確認する、そして自分が探している土地の大きさが市場とマッチしているのかを確認してください

この市場とマッチしてるかどうかと言うところが、将来の資産価値に大きく関わってきます

現在のトレンドとしては求められる土地の大きさは、どんどん小さくなっている傾向が強いです

今回のまとめですが

どんな不動産を探している場合でも必ず土地の単価を調査する

調査する方法は公示価格や路線価で確認し、現在販売されている物件も確認してどのサイズの土地が販売されているのかを確認してください

土地のサイズの目安は、建売住宅を参考にしてもいいです

目安となる土地の単価がわかったら、近隣のエリアと比べて人気の有る無しを判断してください

次回は戸建て住宅の価格の目安を説明させていただきます