投資用ワンルームマンション購入の2回目
今回はこれまでの相談事例を紹介します
タイトルに失敗と書いてしまいまた
残念ながら我々からして見ると何故購入したのか、分からない物件だったからです
今回はそんな相談事例を紹介します
現在、投資用ワンルームマンションの購入を検討されている方は是非、ご参考に
投資用ワンルーム購入について②失敗事例について

今回の相談事例は一部上場企業にお勤めの方でした
年齢は30代で相談時には独身でした
都内にワンルームマンションを3部屋所有されていました
縁があり翌年にはご結婚される事が決まったそうです
そこで所有しているワンルームマンションがネックとなってしまいました
ワンルームマンション購入で作った借金が約8,000万円です。収益が出ていれば問題も少なかったのですが2部屋は赤字、唯一黒字の1部屋も固定資産税を払えば赤字の状態でした
これから結婚して、いずれは新居を購入する際に現在の借金が問題になってしまいます
いくら年収が高い方でも8,000万円の借金があれば住宅ローンを利用するのは、かなり難しいです
最初はワンルームマンションの相談ではなく弊社で定期的に行っている住宅ローンセミナーでの相談が始まりでした。しかし何となく悪い予感があったようで結婚前に解決したかったようでした
しかし、この方はこの時点ではまだ問題を簡単に考えていました
「それなら売却します・買った値段で売れますよね」と言われました
そこで私はレインズ(不動産会社が閲覧できる不動産の売情報や成約情報が見れるサイトです)で所有されているワンルームマンションの現在の販売物件と過去1年間の成約事例をお見せしました
すると愕然とされてしまいました

各お部屋ともに売りに出ている物件が複数あり、購入価格と同額程度の物件もありましたが、購入時よりもかなり低い金額の物件がほとんどでした
そして、それらの物件はまだ売却できていなのです
次に成約事例を確認すると、もっと低い価格で売却されていました
次にお見せしたのは賃貸の状況です
どのマンションも賃貸募集も沢山あり空室率の高いマンションである事が判明しましました
次回は購入に至った経緯をご説明します
今回の事で気を付ける事は
相談者様に限らずですが、自身が所有しているマンションの事を把握していない方が多いのです
空き状況や成約情報など、中には現地すら確認されていない方もいらっしゃいました
不動産投資とはあくまでも業として行うもので、放っておいても収益が入ってくるものではありません
ワンルームマンション投資が悪い訳ではありません。しっかりと利益を出しているサラリーマン投資家もいます
投資対象になる物件があれば必ず現地確認と周辺の不動産会社にヒアリングを行う事です
失敗しない為に最低限にやっておきましょう