不動産の豆知識

日銀事実上の利上げ・住宅ローンはどうなってしまうのか

日銀が事実状の利上げに踏み切りました

これにより色々な所で住宅ローンの金利が上昇すると言った記事を拝見します

今回はそんな住宅ローンの金利上昇について

煽るような記事もありますが金利の決定プロセスを知っていれば惑わされ事はありません

 

目次

日銀事実上の利上げ・住宅ローンはどうなってしまうのか

 

日銀が円安などの動向を受け、とうとう利上げに踏み切りました(黒田総裁は利上げではないと言っていますが)

 

まず住宅ローンの金利から

長期の固定金利と変動金利があります

10年以上の固定金利と半年に1度金利を決定する変動金利です

この大きく分けて2つの金利の決定は違うプロセスで行われます

そして今回、利上げされたのは長期固定金利です

当然、影響が出るのは10年固定やフラット35などの長期固定金利です

それでは変動金利はどうなるのか

こちらは政策金利と連動します

今回は政策金利は上がっていませんので変動金利は上昇していません

そして現在、住宅ローンの利用者の70%以上が変動金利を選択しています

このように金利の仕組みを知っていれば住宅ローンの金利が全て上昇すると言った記事で惑わされる事はありません

それでは長期固定金利を選択している方はどうすればよいのか

まず当たり前ですが既に35年固定金利で借りた後の人には何の影響もありません

それでも借り換えなどを検討する場合には金利を確認して下さい。もっとも金利上昇をリスクヘッジする為に35年固定を選んでいる方は借り換えの必要もないでしょう

 

問題なのはまさにこの時期に10年固定の切り替えの方です

10年固定を選んだ理由によりますが、金利とリスクのバランスを考えて10年固定を選んだ方はいっそ残りを全期間固定に変更するのも一つの手です

4月には日銀総裁が変わる見込みです

黒田総裁よりも積極的に利上げを行う可能性もあります

それなら金利上昇と言っても、まだまだ低金利の内に全期間固定を選択する事はありだと思います

特にこれからの固定金利はどうなるのか全く分かりません

 

そして一番困るのがこれから融資が実行される方です

例えば新築マンションや新築住宅を建築中の方は基本的に実行月(建物完成時)で金利が確定します

しかし購入検討の方は検討中の金利でシミュレーションをしていると思います

融資実行が4月頃の方はとても心配かと思います

そんな場合はもう一度、住宅ローンの見直しを行って下さい

変動金利への切り替えも検討すべきだと思います

※フラット35だけが融資承認が出た方は切り替え出来ませんが

 

まとめ

今回は利上げによる住宅ローンの金利について

・今回影響が出ているのは長期固定金利のみで変動金利には影響されません

・既に35年固定で返済中の方には関係ない

・一番問題なのは数ヶ月後に融資を受ける方

このように書いてしまうと変動金利がメリットが多く感じると思いますが次回は、そんな変動金利のリスクについてご説明します