前回からの続きです
土地購入で絶対に失敗しない為にも事前に調べておくべき事3選です
現在は土地が売却されても分譲会社が購入されてしまう事が多く年々競争が激しくなっています
折角、土地を紹介されても自分自身の準備が出来ていないと決断が出来ません。そんな買い時を逃さな為にも事前準備大事ですよ
土地購入・事前に調べておくべき事3選

前回は用途地域について今回はハザードマップや液状化についてです
今は不動産の重要事項説明書には水防法によるハザードマップの調査が義務付られています。しかし重要事項説明は購入を決めてから説明を受けます
もろんその時に断る事も可能ですが、購入すると決断してから断るのは、なかなか出来る事ではありません
そこで希望するエリアが決まっている方はその市区町村の役所に行けばハザードマップがもらえます
行政によってはネットで検索できる場合もあります
今は異常気象が続きゲリラ豪雨などが頻繁に発生します。川の増水や氾濫ばかりではなく排水処理が追いつかなくて起こる内水による浸水も起こっています
ハザードマップを調べればそういった災害のリスクも予見することができます
特に大雨などの土砂災害等の被害はハザードマップの情報で、かなり正確なものになっております
これまでの水害の実績などである程度の予測はできますのでこれから土地を購入される方はあえて水害があるエリアで購入する事は控えた方が良いと思います
内水についてはひょっとしたら避けることができないかも分かりませんが川の決壊や土砂災害については事前調査である程度、危険を回避することができます
次に土地の液状化についてです

この土地の液状化については不動産の重要事項説明書の調査項目にはまだ入っておりません
しかしこの液状化についても行政によっては調査済みで液状化の危険度を示した資料をいただくことができます
この液状化については当然土地が低いところは危険性が高い場所が多いのですか高台と言われるようなところでも液状化の可能性があります
土地の取引の際に必ず売主様に釘を刺しておくことがあります
それはこの土地の地盤は固い、この辺はもともと山あいのところを切った土地だから頑丈な地盤であるなどと絶対に言わないで下さいと言うことです
液状化とは少しずれた話になりますが、たいていの土地は家を建築する前に地盤改良工事が必要となります
これは山あいの土地を切り取ったところでも同様です
これと同じように周辺の地盤がいくら硬くても液状化の可能性はあります
仮に売主様が買主様に対して地盤が固いなどと言ってしまうと後々改良工事の費用問題などで大変なトラブルとなることがあります
土地を購入される際には元々の土地の地形等で判断せず必ず行政が調査した資料を確認してください
ハザードマップと液状化の資料を確認しておく事はもちろん工事費用の軽減にもつながりますが大切な命を守るためにも事前に必ず調査しておいてください
よほどの事情がない限り(どうしてもそこのエリアに住まなくてはならない)水害などの災害は回避することができます
駅までの距離や学校の評判など不動産のエリアを決めるには様々なことを考慮されますが、一番大事な命を守るためにも災害についても目を向けておいてください
それでは次回に続きます