不動産の豆知識

改めて住宅ローンについて

今回は改めて住宅ローンについて

昨年末から住宅ローンの金利が上昇するのか、現状維持のままなのか

ネット界隈でも大きく取り上げられていました

今年も間もなく半分が過ぎようとしています。そこで私が思う住宅ローンについて説明します

改めて住宅ローンについて

 

私の会社でも一時期は住宅ローンの金利で話題がもちきりでした

最近は良いのか悪いのか、ちょっと落ち着いてきましたが

日銀総裁が変わっても金融緩和が維持される見込みで住宅の話題も少なくなってきました

それでも不動産仲介を行っていると住宅ローンの金利について質問・意見を求められる時があります

 

ここでは、あくまでも私だったら、どの金利タイプを選択するのかについて説明します

私なら

変動金利です

これは去年から言っているのですが日銀が利上げに踏み切ると思われた時から、暫くは変動金利には影響が少ないと言っておりました

事実、長期固定金利は一旦上昇しましたが変動金利は低金利のままでした

しかし、変動金利に全くリスクがないわけではありません

 

これは皆さんご存知だと思いますが、変動金利は年に2回金利の見直しが行われます

 

一回の上昇幅には上限がありますが、それでも年に2回上昇する事も考えられるわけです

 

つまり、変動金利を選択するにしても、そのリスクをちゃんと回避できるだけの計画性を持っているかが、住宅ローンで失敗しないためのカギとなります

 

これも必ずお客様には私が提案することですか

 

物件を内見して気に入った物件があると不動産会社から諸費用等の見積もりを出してもらう事になります

 

その際に、住宅ローンの返済額も提示してもらうのですがこのときの住宅ローンの金利に注意をしてください

 

これが現在の変動金利の金利で試算をしてあり、その金額であれば返済できると思い購入すると失敗するリスクが高くなってしまいます

 

必ず住宅ローンの返済シミュレーションを行うときは、現在のフラット35などの全期間固定金利の金利でシュミレーションを行ってください

 

その金額でも充分支払うことが可能で、かつ毎月多少でも貯蓄に回す余裕があれば問題ありません

 

これらを把握した上で低金利の変動金利で借り入れをする事をお勧めします

 

この方法であれば、多少変動金利が上昇局面にあったとしても、家計を圧迫する事はありません

 

そして35年固定金利等の高い金利で返済しているつもりで貯蓄をして、どんどん繰り上げ返済して行くことをお勧めします

 

今は低金利だから払える、だから購入するのではなく、物件購入の決断や住宅ローンの選択は、あえて高金利でシュミレーションを行い、実際の返済は低金利で行う

 

そして1日でも早く住宅ローンを完済することをお勧めしています