不動産売却の話

不動産売却・一括査定を依頼する前の準備について

今日は不動産売却の話です

昔と比べると不動産売却もかなり便利な世の中になってきました。しかし、その便利さが不幸な売主さんを生み出しています

今回はそんな便利な一括査定にを行うときの注意点を説明します

 

不動産売却・一括査定を依頼する前の準備について

まずネットで一括査定を依頼されるときの注意点ですが、ここでの査定価格については、正直あまり信憑性がないと思ってください

なぜなら家の中も見ずに価格を出す場合は、大抵どこの業者もかなりの高額な金額を出しています

これは業者側から考えてみると当たり前なのですが簡易査定額を出すときに、シビアな金額を出すよりも少しでも高い金額を出した方が次の面談につながるからです

まずは一括査定(簡易査定)で提示された金額については、あまり信用せず、そこで依頼する不動産会社を決めないことです

そしてここからが重要なことです

一括査定を依頼すると、同時にまずはご自身で不動産の査定をしてください

 

不動産の査定といってもあまり難しく考える必要ありません。なぜなら買うのは一般の人だからです。一般の目線で物件が高い安いをまずは判断してください

そこで行うことですが、近隣での売り出し物件を確認してください。

ここでも注意する点があります。売り出し物件は必ずしも相場出てる物件ばかりではありません。ありえないような高い金額で販売されている物件もあります

まずはご自身が売りに出したときのライバル物件を確認しましょう

多くの場合は一戸建てかマンションを売却される方が多いと思います。その時参考にするのは、新築マンションや建売、分譲住宅の価格も参考にするとよろしいです

よほどのこだわりのお家でない限りは、一般の方は、中古よりも新築の方を好まれる傾向があります

例えば新築のマンションが5,000万円で販売されているエリアであれば、いくら築5年だとは言え4,000万円代の後半の価格ではなかなか販売が難しいと思います

このようにして一般の方も新築にするのか中古にするのかを判断されていきます

中古としての魅力を出すためには、新築よりも当然ですが価格を低くする必要があります

まずは客観的に見て、自分がこの家を買うならいくらならいいかというところを判断してください
※都心の1部のエリアでは、中古マンション等が価格上昇しているエリアもありますので、そのようなエリアのお住まいの方は同じような築年数での中古マンションの販売価格を参考にしてください

まず一括査定を依頼すると同時にご自身でも自宅を査定する。まずはこれを頭に入れて査定を依頼しましょう

次回に続きます