戸建ての査定前にやっておきべき準備
自分で価格査定を必ずやっておいて下さい
それでは実際の査定方法の説明です
(今回は木造住宅の場合です)
戸建て住宅の査定方法
すごく簡単です
しかし前回も書きましたが、あくまでも客観的に判断して下さい
自分なりの拘りは一切入れてはいけません。貴方だけの拘りは却ってマイナスになります

まず建物は残念ながら減価償却していきます
そこで現在の価格の出し方ですが、まず再調達価格を出していきます
計算の仕方ですが、木造住宅の坪単価を出していきます
これは多少建物の建築メーカーでも変わってきますが、例えば建売住宅や大手ハウスメーカー以外の注文住宅で建築された家ですが。私は査定の際はおよそ坪単価は40万円から高くても50万円で計算しています。このあたりは外壁や住宅設備の違いで判断しています
例ですが建売住宅の場合ですが坪単価40万円・建物面積30坪の場合は
40万円×30坪=1200万円で試算します
(購入価格や建築価格ではありません)
そこに減価償却を考慮して現在の価格を算出していきます
前回、記事で書きましたが現在は20年で評価ゼロになりません。これは国交省もそういう指導をしています
この残存期間を何年で判断するかは建物の使用状況でも変わりますが、仮に30年で判断しすると下記のような計算となります
坪単価40万円×建物面積30坪=1200万円
築15年経過した家の場合
1200万円÷30(残存期間)×15(残りの年数)=600万円(現在の価値)
どうですか凄く簡単ですよね
実際には間取りやこれまでもの修繕履歴などでも多少変わってきますが、予習としてはこの程度で大丈夫です

そしてここがポイントですが、査定にきた不動産会社に反論しない事です
今どき築20年でほぼ価値はゼロですと言ってくるような不動産会社とは今後話す必要はないと思います
大切な家です。相場以上の価格で売却する事は難しいですが、相場であれば売却できると思います。特段の理由がないのに安く評価するような不動産会社とは縁を切るべきです