不動産の豆知識

注文住宅建築・ハウスメーカーの選び方④

折角の土地が見つかっても家の建築で問題が起こっては台無しです

まして建物でトラブルが起こると解決まで、かなりの時間が必要となってしまいます

これまで私が見聞きしたトラブルと回避方法を紹介します

これを読めばトラブルを事前につぶす事が出来ます

絶対に失敗しない注文住宅建築の為にお役立て下さい

 

注文住宅建築・ハウスメーカーの選び方④

 

・予算がどんどん上がっていった
・契約した途端に対応が悪くなった
・営業と設計で言っている事が違う
・アフターサービスが雑・費用がかかりすぎる(今回はこちらです)

今回、説明するのは建物の引渡し後のトラブルです

アフターサービスが雑・費用がかかりすぎる

どこのハウスメーカーでも引渡し後に定期点検やアフターサービスは実施されています

※なかには定期点検すらやっていない建築会社もあります。しかし皆様がご存知のハウスメーカーでは必ず行われています。大手ハウスメーカーでこれをやっていない話は聞いた事がありません

それでは

アフターサービスが雑

これは何故起こるのか

これも分業体制による弊害だと思って下さい。この時に当時の現場監督が一緒に確認に来てくるハウスメーカーもあります。そのようなハウスメーカーはアフターサービスも雑になる事はないと思います

前回の営業マンの話ではないのですが

最後まで関わってくれるのは現場監督です。この現場監督がしっかりとした監督であればその家の建築は成功したようなものです

アフターサービスに期待をするよりも最初に監督としっかりと話をして下さい。その時は定期点検やアフターサービスの事もしっかりと確認をしましょう

その際に監督も同行してくれるのなら、かなり良心的なハウスメーカーだと思います

家づくりは現場監督次第です

 

費用がかかりすぎる

この費用がかかりすぎるのは定期点検やアフターサービスではありません

10年間の保証期間が満了する時の点検と指摘された補修費用です

建築資材の高騰や人件費の高騰もありますが、原因はそれだけではないようです

今はどこのハウスメーカーも契約件数が減っています

このままでは収益が落ちて行く一方です

そこで今はどこのハウスメーカーもリフォームなどに力を入れています

決して過剰な見積もりを提示している訳ではありませんが内容が盛り沢山の見積もりとなってしまいます

これを回避する方法は必ず他の業者にも見積もり依頼をする事です

注文住宅の場合は引渡しの時に詳細な図面を渡してくれますので、どこの建築会社でも工事可能です

しかしここでも当時の監督がハウスメーカーに在籍していたら相談をして下さい。会社の不利益になる事を言うとは思いませんが、必ずやっておいた方がいい箇所や費用を下げる方法を教えてくれるはずです

まとめ

大手のハウスメーカー程、分業がはっきりと決まっています。しかし規模の小さい工務店などは社長から監督、営業まで一体で家づくりを行います

どちらが良い悪いではありません

大手ハウスには経験値や万一の際の資金があります

中小のメーカーや工務店には家づくに関わる全ての人と接する事が出来ます

しかし両方とも検討する時に大事な事は現場監督です

ここの相性が悪いと、どうにもなりません

結局のところ、家づくりの成功は監督次第です

どこのハウスメーカーにするかは監督で決めるのが私のお勧めです

是非、ご参考に