都心では新築マンションの価格が上昇しています
そんな中、中古マンションの価格も上昇しており急いで購入しないとどんどん値上がりすると思い事前準備もなく購入を検討される方がいらっしゃいます
そして数年後には、こんなはずでは無かったと失敗してしまいます
新築にしても中古にしても価格上昇の局面だからこそ慌てずしっかりとした事前準備が必要です
このブログではマンション購入で失敗しない為の事前準備をご紹介します。絶対に失敗しないマンション購入にお役立て下さい
不動産購入マンション・事前準備①資金計画について

マンション購入で大事な事は資金計画です
既にお探しの方には今更かよと思われる方も多いと思いますが、この資金計画が甘くて売却する方やお金が理由で夫婦喧嘩が絶えず離婚される方も多いのです
既にお探しの方も必ず一読下さい
マンション購入時に必要な資金
①マンション代金
②諸費用
・登記費用 (登録免許税や抵当権設定費用など)
・印紙税 (物件価格により異なります)
・仲介手数料(中古マンションを仲介で購入した場合)
・借入れ費用(銀行への手数料や保証料・印紙税)
・火災保険
・固定資産税や管理費などの清算金
ざっとこのような費用が必要です
マンション購入後に必要なお金
①毎月の住宅ローン返済
②マンションへの管理費や修繕積立金
③駐車場使用料
注意点
マンションによっては大規模修繕にあわせて一時金が必要なマンションもあります。また現在は予定がなくても今後の運営によっては必要になる場合もあります
これが一般的なマンション購入時や維持で必要になるお金です
ここで注意が必要な事は、住宅ローン+管理費等で毎月の必要資金を計算される方は多いのですが目論見が甘い事です
マンション購入で気をつけるお金の問題
マンションの良い点はご自身で修繕費用を確保しなくても良い事です。毎月管理費と一緒に積み立てます
大規模修繕時には積立金を利用して工事を行います

マンションの購入を決めると売買契約前に必ず重要事項説明があります。その説明の中には既に積み立てられている金額が記載されます
この積み立て額が不足していると思わぬ出費が必要となります
それではどれ位の積立金があれば安心なのかはマンションの規模によって様々です。ある程度年数が経過しているマンションであれば既に大規模修繕が終わっています
その際の工事費用が確認出来ますので比較をして確認して下さい
新しいマンションの場合は次回の大規模修繕工事の予定と、その際の資金シミレーションを確認して下さい(長期修繕計画を策定されています)
確認をして修繕積立金が不足していると判断されたら一旦立ち止まりましょう
購入時点では修繕積立金の値上げや一時金の予定がなくても今後の修繕内容では変更されるマンションは多々あります
マンションは値上げなどは勝手には決めれません多数決で決められます。中にはお金の問題で反対される方もいます。一番の問題はその事が原因でマンションの人間関係が悪くなってしまい、その事が原因で売却をする方もいます
大規模修繕は大事な事です。資金不足で行わないとマンションの資産価値が下がってしまいます
今回のポイントはこの修繕に関する資料や情報の確認は重要事項説明の時では遅いのです。購入すると決めて、いざ当日を迎えその時に確認しても、その場では断りづらくなってしまいます
必ず検討時点で不動産会社から情報開示を受けて下さい。くれぐれも「値上がりや一時金の予定はありません」といった説明で納得せずに実際の積立額や過去の工事費用や長期修繕計画を確認して下さい
次回もマンション購入で気をつける資金について説明します