前回までのブログで、住宅ローンの借り入れ可能額の考え方について説明をさせていただきました
しかしそれだけでは不十分です
なぜなら借り入れ可能額上限まで借りてしまうと、その分破綻リスクも上がってしまいます
マイホームは購入してからが本当の勝負です。住宅ローン完済までつつがなく健康的な生活を送るためには、適切な返済額を決める必要があります
失敗しない不動産購入の為に・予算編

今回は失敗しない住宅ローンの返済額についてご説明します
まず最初にお伝えするのは、借り入れ可能額で予算を決めてはダメです
まずはご家族で適切な返済額について話し合ってください
この時に注意するのが他人と比べては絶対にダメです
会社の同僚や知人、ご兄弟など先に住宅を購入した方はたくさんいらっしゃると思いますが、その方たちの返済額を参考にしてはいけません
なぜなら人それぞれ背負っているものや考え方が違います
・子供の教育に対する考え方
・将来的な親子様との同居
・勤め先の問題など
必ずご自身が無理なく返済できる金額を決めてください。賃貸に住んでいる方が家賃を目安にして決めてしまうのはもってのほかです
このときの返済額について決めるポイントですが、前回のブログでもお話ししたように、住宅ローンの返済は必ずご主人のお給料(一馬力)で行う事と住宅ローンの返済プラス額は問いませんが少しでも貯蓄に回せるとことです
これは非常に大事なポイントですので、絶対に忘れないようにしてください
返済額を決めたらいよいよ住宅ローンの借り入れ額が決定し物件の予算が決まります
仮に自分達の返済額が住宅ローンの借入可能額の上限だとしても問題はありません。前回のブログで住宅ローンの借入れ可能額を算出しましたが、そもそも手取り収入と言う安全な方法で借り入れ可能額を算出しています
そして後の話にもつながりますが、予算を決めたら予算以上の物件を絶対に内見しないことです
これは不動産会社に勧められても絶対にやめてください
予算内で物件がなかなか見つからないと参考に予算を上げて物件を内見する方がいらっしゃいますが、これが大きな失敗につながってしまいます
予算をあげれば当然物件の質は良くなります
そして最初に決めた返済額よりも一万円、二万円なら何とかなるかもわからないと自分で理由をつけて予算を上げていってしまいます
少し夢のない話ですが、百万円や二百円予算を上げて物件を見ても感動するのは一瞬です。住んでしまうと大差がない物件が多いのです
しかし、この百万円や二百万円予算をあげたことが後々の生活に大きく影響してきます
返済額を決め予算を決めたら、必ず予算以内の物件を物件だけを内見してください
次回はいよいよ不動産会社に問い合わせをします