不動産の豆知識

日銀の金融政策決定会合を終えて私の感想

1月18日の日銀黒田総裁の発表を受け、各メディアが今後の利上げや住宅ローンについていろいろな意見を出していました

今回はそんな住宅ローンについて

今ますます注目されている住宅ローンについて

ここ数年、これほどまでに住宅ローンが注目された事はなかったように思います

 

異次元の金融緩和で、住宅ローンは低金利が続き、不動産関係者や銀行員でも上昇局面が来るとはあまり思っていなかったように思います

 

しかし、ここへきていよいよ住宅ローンも上昇局面に入ったかと言われています

 

これは、住宅ローンの金利がどのように決定されていくのかをご存知の方にはわかりやすい話だと思います

 

住宅ローンには、大きく分けて変動金利と長期固定金利があります

 

今回上昇局面に入っているのは長期固定金利です

 

それでは、変動金利は安心なのか

 

それがまるっきりそうではありません

 

いずれこの変動金利も上昇するのと言う見方をする専門家もいます

 

ここで何が言いたいかと言うと、30年や35年で返済していく住宅ローンは途中で何が起こるか分からないと言うことです

 

それでは、破綻しない住宅ローンを組む秘訣をお伝えします

 

銀行から提示された金利だけでシミュレーションをしない

 

 

最初からフラット35のような35年固定金利を選択された方は、この方法を取る必要はありません

 

当たり前ですが、35年間ずっと金利が変わらないのですからシミュレーションしてもしょうがありません

 

問題なのは、変動金利や10年固定金利を選ぶ方です

 

ご存知のように、変動金利は年2回金利の見直しがあります

 

10年固定は固定特約期間の10年を満了すればその時の金利を選択することになります

 

つまり、変動金利は年2回の金利上昇局面を迎える可能性があり、10年固定の方は10年後の金利を考えなくてはいけません

 

※しかし10年後の金利はどんな優れた銀行員でも分かるわけはないと思います

 

それでは、どのように住宅ローンを選択していくのか

 

これは意外と簡単な方法でシミュレーションすることができます

 

これが先ほど述べた銀行から提示された金利だけで試算をしないと言うことです

 

各金融機関によって違うと思いますが、変動金利の多くは0.35%から0.45%ほどだと思います

 

10年固定はいかがでしょうか1%前後を提示している金融機関が多いと思います

 

住宅ローンのことを調べてないと、この銀行から提示された金利だけで毎月の返済をシミュレーションしてしまいます

 

このシミュレーションをするときに、金利を2.5%もしくは3.0%で試算してみるのです

 

その資産した金額でも、毎月の返済に無理がなければ、まず住宅ローンで破綻する可能性は低いと考えていいと思います

 

これが安心した住宅ローンの組み方です

 

ある専門家は住宅ローンで破綻する方は、これからもっともっと増えていくと言われていました

 

それは住宅に関わる人が、まさか金利上昇が来るとは思っていなかったからだと思います

 

そしてそんな方たちに勧められた消費者は、低金利の今だからこそ、買い時だと思い購入を決断されます

 

しかし、実際に住宅ローンを返済していくのは貴方です

 

私が提案するこの方法を実践すると、購入希望価格が下がり、好みの物件を購入することができなくなるかも分かりません

 

しかし、大切な家族を守るための家です

 

どうか石橋を叩いて叩いて購入を検討してください

 

次回も続きます