今回は失敗しない不動産購入の資産価値編
生涯でもっとも高い買い物「不動産」
誰でも失敗したくはありません。特に高額であるだけに失敗した場合は、今後の人生を左右してしまいます
今回は絶対に失敗しない為に資産価値についてご説明します
失敗しない不動産購入・資産価値編

まず資産価値とは、なんぞやですが
多くの方の不動産購入はご自宅を購入をされた場合です
そしてほとんどの方は住宅ローンを利用されています
少し話が脱線しますが自宅を売却する場合は、この住宅ローンを完済する必要があります
家を売却した代金で住宅ローンを完済する事が多いのですが、家の売却代金が住宅ローンの残高を上回っている場合は問題ありませんが、下回っている場合は自己資金を用意しなければなりません
仮にお金の問題で家を売却したいが住宅ローンを完済出来ず自己資金もない場合は通常の方法では家を売却する事が出来ません
つまり家が資産になっていないのです
家の資産価値というのは、いつでも換金できる事です。住宅ローンよりも家の売却価格が上回っている場合は銀行に承諾をもらう事なく自分のタイミングで売却(換金)出来ます
※家の購入時に頭金をたくさん用意して購入された場合は資産価値が下がっていても売却できる場合もあります
お金の問題だけではなく家族構成の変化やご自身の仕事の問題・家に対する好みなど色々な理由で売却や住み替えを希望される場合があります。この時にも自分のタイミングで自由に売却出来る家は資産価値があると言えます
つまり資産価値の高い家は価格の目減りが少なく・住宅ローンの残債よりも家の価値が高い家です
分かりやすく言ってしまえば値下がりし難い家は資産価値が高いのです
しかし家を購入する時に資産価値を考えずに購入されています。今の状況や好みだけで家を買ってしまい、万一の際に売却(換金)できず最悪競売になってしまう方も多いのです
購入時に100%融資を組んでも家の価値が下がらなければ住宅ローンの残債は年々減っていきますので何時でも売却(換金)出来ます
前ふり長くなってしまいました。ここからが本題です
それでは資産価値が下がりにくい不動産の説明を致します
・駅近・なるべく公営やJR
・幅広い年代の方が住んでいる
・小学校の評判がよい
・平坦地で水害など災害の少ない所
・土地の区画割が大きくない所
・マンションはなるべくブランドで選ぶ
・マンションは高層階や角部屋もしくは1階
それでは一つづつ説明していきます
・駅近・なるべく公営やJR

これは分かりやすいと思います
今も昔も駅近は不動産の相場を左右します。ここで気を付ける事は駅があれば何でも良いのではありません
東京などの私鉄は利用客も多く問題ありませんが、地方にある私鉄は今後利用状況により廃線や減便になる恐れがあります
地方都市の場合、車通勤の方も多く駅までの距離や、駅の有無を無視して探す方が多いのですが資産価値として考えるのであれば駅近は必須条件です
家族構成によっては駅を全く利用されていない場合もありますが、もし家を売却される時に購入検討されるご家庭に娘さんがいる場合は駅までが遠い物件は敬遠されてしまいます
つまり家の価値が下がってしまいます
大事な事は自分達の希望や状況でけで選んでしまうと、同じ嗜好の方しか検討してくれません。相対的に検討する人が少なく資産価値が下がりやすくなってしまいます
・幅広い年代の方が住んでいる

これも非常に大事なポイントです
幅広い年代の方が住んでいるエリアは、それだけで住みやすいエリアだと判断出来ます。理由は様々ですが行政のサービスが良い・犯罪が少ないなど色々な理由があります
※後程説明する、小学校の評判がよい、平坦地で水害など災害の少ない所にも繋がります
お年寄りだけが多い・子育て世代だけが多いではなく幅広い世代の方が多いエリアには理由があります
どんな世代の方も生活しやすいエリアであるという事です
スーパーが多い・病院が多い・幼稚園、保育園が多い・福祉サービスが充実している等々、
必ず理由があります
この世代別の人口ですが役所で調査すれば直ぐに分かります。気になるエリアがあれば必ず調査をして下さい
今は賃貸暮らしで何となく住み慣れた街だからという理由だけで探すのは禁物です
ご自身も将来的に長く住み続ける事が出来るのかを検討してエリアを決めましょう
次回に続きます