不動産購入の話

失敗しない不動産購入のために・マイホーム購入前の心構え マンション編

はじめての不動産購入

今回はマンションの価格について説明させていただきます

マンションの場合は、土地は共有持ち分となりますので、建物だけの価格だと思いがちですが、地価の高いエリアのマンションは人気があり、値下がりがしにくい特徴もあります

その辺も踏まえて、マンション購入にお役立て下さい

失敗しない不動産購入・マンションの価格

 

前回までの土地や一戸建ての市外マンションの価格は、土地がいくら、お部屋がいくらと言ったような求め方ができません

それでは、どのようにして価格が決まるかと言う点ですが

我々不動産会社が参考にするのは取引事例です。しかし一般の方がマンションの取引事例を調べる事は難しいと思います

その時、参考にするのがマンションを建設したデベロッパーです。(マンションのブランド)

マンションの特徴ですが、同じエリアあり同じ平米数、同じ築年数のマンションでも、価格がマンションのブランドより価格が変わってきます

極端なことを言うと、住宅設備等が全く一緒でもブランドによって価格が変動してしまいます

このブログで、どのブランドのマンションが優れているのかはお伝えしにくいのですが皆様がよく耳にするブランドであれば間違いないかと思います

これは中古マンションの場合は特に顕著です

例えばAと言うマンション名はあまり聞いたこともなく販売戸数も少ない。しかしBと言うマンションは全国に自社ブランドのマンションがあり、特に都心など地価の高いところに建築されています

しかしAのマンションも設備はしっかりしており住み心地が悪いわけではありません

それでもBのマンションが圧倒的に高く人気もあります

これはマンション特有の価格差だと思ってください

地価の高いエリアにあるマンションがオススメ

これにも大きな理由があります

以前別の記事でも紹介しましたが、マンションはババ抜きです

築年数の経過とともに修繕費はかさみ、だんだん住みづらくなっていく特徴があります

一例ですが、耐震補強工事を行うには莫大な費用が必要です。しかし、現在の修繕積立金では賄うことができず、管理組合で修繕積立金の値上げが議題として出されました

耐震補強工事が大事なことは分かっているのですが、それに伴う値上げについては、それぞれの財布の事情もあり、賛成派と反対派に分かれてしまいます

結果的に工事を行わなかった場合、安全面の不安があるので、そのマンションを売却しようにも、そういった問題があるマンションはなかなか売りづらくなってしまいます

そして自分たちは引っ越しをしましたが、売却できるまで住んでいたマンションの管理費、修繕積立金、固定資産税は全て負担することになります

しかし、都心にあるマンションや駅に近いマンションなど、比較的地価の高いエリアにあるマンションは、売却にはさほど苦労する事はありません

彼に売却しないまでも、賃貸マンションとして貸し出す事もできます

しかしこれも、駅に近いことなどが必須条件となります

つまり価格が高いマンションには、それなりの理由とメリットがあるのです

今回は、具体的な価格の求め方ではありませんが、物件を探すときに何故このマンションは安いのか高いのかなどの参考にしていただければ幸いです

今回のまとめ

マンションはお部屋の価格ばかりだと思われがちですが地価も必ず影響している

そしてマンションはブランドによって価格差が出る

購入をする際には、なるべく地価の高いブランド力のあるマンションを購入しておくと最後の手じまいも安心である

以上のようなことを頭に入れて失敗しない。マンション購入にお役立て下さい。