今回は不動産会社に必須な資格である宅建士についてご説明します
皆様は驚かれるかも分かりませんが不動産会社の営業マンにはこの宅建士の資格が無い者がたくさん存在します
しかしこれは違法なことではありません
今回はそんな宅建資格のない不動産営業マンについて説明させていただきます
宅建資格のない不動産営業マンについて
不動産会社には必ず宅建資格を有した人間が必要です。しかしすべての営業マンが資格者じゃなくても仕事をすることができます

当然免許のない営業マンが仕事をすることも可能です
それではそんな資格のない営業マンが大丈夫なのかと心配される方も多いかと思います
この辺はその営業マンの力量に左右されます
実はお恥ずかしい話、私も不動産業界に入ってから5年ほどは無資格のまま営業を続けていました。その間、宅建士の試験すら受けておりません
それでも大きなトラブルもなく営業を続けていました
それは当時勤めていた会社のシステムが素晴らしかったからです。現在の弊社もそうなのですが基本的に自社の専任物件しか取り扱う事はありません
そしてその物件については慎重な調査を行いお客様に紹介していました。つまりその物件だけを営業しておればお客様に間違った情報を伝える事はありませんでした
そして実際の重要事項説明書は会社の上司の資格者に説明をしていただいていました
現在も無資格者が営業をして重要事項説明等を資格者が行っている不動産会社はたくさんあります、大手不動産会社でも無資格の営業マンは存在します

それでは資格のない不動産営業マンの辺スキルについてですが、はっきりって天と地ほどの差があります
不動産業界は横の連携も大切にしますので他社の営業マンと取引をすることが多々あります。しかしへこちらが驚くほどに不動産の知識や常識がない営業マンがいることも事実です
そこでなるべくは宅建士の持った営業マンに接客していただいた方が無難ではあります
それでは宅建士を持った営業マンが知識に問題がないかと言えばそうでもありません
資格をとってすでに10年20年経過している営業マンもざらにいます。その間に民法や不動産取引に関する法令も新しくなったり厳しくなったりしています
国土交通省からもその都度勉強会や周知徹底の資料が届くのですが、ついつい日々の仕事に追われそういった勉強を行わない会社があります
すると今だにそんな古い取引をしているのかと驚くような不動産会社もあります
つまり何を言いたいかと言うとその方情報が正しいのか正しくないかは資格者であるかどうかと言う事は全く関係ありません
会社のシステムの問題です
例えば大手不動産会社であれば、まず間違った情報を説明される事はありません
しかし地場の不動産会社は前述たように力量がそれぞれです
そんな心配やトラブルを防ぐ為にもやっぱり不動産情報は専任の業者に問い合わせしましょう