不動産の豆知識

注文住宅建築・ハウスメーカーの選び方

今回はハウスメーカー選びについて

土地の販売をしていると買主様から「どこのハウスメーカーがいいですか」と質問をされる事があります

今回はそんなハウスメーカーについて

まず前提としてどのハウスメーカーも一長一短です。そんな事は分かっていると言われそうですが、ここを理解した上で商談をして下さい

注文住宅建築・ハウスメーカーの選び方

最初にハウスメーカーで建築後に後悔した事

・予算がどんどん上がっていった
・契約した途端に対応が悪くなった
・営業と設計で言っている事が違う
・アフターサービスが雑・費用がかかりすぎる

この他にも沢山ありますが私が買主様から相談を受ける事の多くはこのような事です(中には裁判までされた方もいます)

まずこのような事が起こりうると思って商談をしハウスメーカーを選びましょう

それでは対策と選び方ですが

最初に大事な事は絶対に先に契約をしない事です

驚くかもしれませんがハウスメーカーの中には土地すら決まっていないのに請負契約を進めてくる所もあります(あくまでも仮契約ですが)

営業マンから「今なら決算月で値引き出来ます」などど言ったセールストークで契約を促します。これをやってしまうと先程説明をして、予算が上がる・契約したとたんに対応が悪くなったに繋がってしまいます

それでは先程説明した後悔しない為の対策を説明します


予算がどんどん上がっていった

ハウスメーカーに限らず注文住宅の場合は最初の見積もりは概算見積もりになります。これは仕方がありません

まずは希望をヒアリングして参考になるプランを描いて、概算の建築費用を提示します。この時に安易に請負契約をしてしまうと後に詳細見積もりで予算が上がってしまいます

まずこの概算見積もりでは絶対に出せない金額が地盤改良費用です。概算で出してくれるハウスメーカーもありますが正確には地盤調査を行い決定します

しかしこの地盤改良費用は大きく金額が変わってしまいます

極端な例ですが40坪程度の土地の広さでも400万円以上の費用が発生して土地もありました

建築件数が多いハウスメーカーであればそのエリアの地盤の特徴は把握してるはずです。そのエリアでの平均的な地盤改良費用を確認して下さい。近くでお友達が注文住宅を建築したのであれば聞いてみるのが良いです

次に上がりやすいのが住宅設備です

希望するキッチンやお風呂の仕様があれば先に伝えておきましょう

そして外構工事費用です

外構工事は注文住宅でのこだわりのポイントです。ここも先に伝えておく事で後に予算オーバーを防ぐ事が出来ます

この注文住宅で予算が上がってしまうのは多くの方が経験しています

ここを防ぐ為には、まずハウスメーカーに間取り依頼をする前に自身の希望を明確にしておく事です

耐震等級・断熱性能・設備へのこだわり等々を最初に伝えておく事です。今はハウスメーカーも競争が激しく最初は標準的な(比較的安い設備など)で見積もりを出してくる所が多いです

そこで契約をして詳細な打ち合わせを始めると、どんどん予算が上がってしまいますが、その時には後戻り出来なくなってしまいます

まず失敗しないハウスメーカー選びの第一歩は最初の見積もりの時点で細かい希望を伝える事と判明しない費用は必ず確認しておいて下さい

最初の間取り作成や詳細見積もりに応じてくれないのであれば、そのハウスメーカーは検討から外す事もお勧めします

つづく